STEFANOMANO(ステファノマーノ)

1974年創業のガスプコム社のファクトリーブランドが“STEFANOMANO”です。創業者のカリノ・ガスパローニは元々ミシンの販売業を営んでいましたが、その知識を活かして自社オリジナルの特殊ミシンを開発しました。それを使い木枠の革張りトランクから革の箱物まで、一人で全ての工程をこなしてカバン創りをしたのが工房のスタートです。

今では社長業の傍ら、生産管理も担当している長男のマッシモが参画した1978年頃からは、数々の欧米メゾンブランドから仕事を依頼され、OEM生産を手掛ける様になりました。
次男のステファノは1987年に参画し、今では“ファクトリーブランド”のクリエイティブ・デザイナーとして、日々新しいコレクションを生み出しています。

  • 創業当時主力商品であった木枠のカバン

  • ファクトリー内のサンプル群

“ STEFANOMANO(ステファノマーノ)”は“ステファノ”の名前とイタリア語で手仕事を意味する“マーノ”を合わせた造語です。
STEFANOMANOは、OEM生産で蓄えてきた技術力を基に、2003年から構想をすすめ、2004年春夏からコレクションをスタートさせたブランドです。

STEFANOMANOのハンドル(持ち手)は欧州車のドアノブを握った時に感じる様な質感です。
正確な位置に縫われた太番手のステッチは、アクセントとなりその美しさは際立っています。

過去から現在に至るまで、その真摯な物作りの姿勢は全ての製品に対して変わることはありません。
10年経った製品は、経年変化の味が加わり、ヴィンテージカーを乗りこなしている時の様に感動を感じて頂けます。

  • 左:マッシモ・ガスパローニ
    右:ステファノ・ガスパローニ

ステファノマーノ”は2009年にイタリア製造メーカー擁護機関(協会)より
100%イタリアン・オリジナル・クオリティの資格を有するとして、
その証が製品に縫い付けられています。

その証明書は、以下の項目をクリアーした工場のみに対して発行されます。
1)全ての工程をイタリアで生産する。
2)トップグレードのクオリティの自然素材で作られている。
3)ガスプコム社の独占モデルとして生産されている。
4)イタリアらしい伝統的、工芸的な仕事によって組み立てられている。

【 NYLON 生地 】
・ITALYのリモンタ社 “DAVIS”
  • 44% CO COTTON
  • コットン
  • 41% PA POLIAMIDE
  • ポリアミド(ナイロン)
  • 15% PU POLIURETENO
  • ポリウレタン
・ITALYのリモンタ社 “FRASER”
  • 41% CO COTTON
  • コットン
  • 50% PA POLIAMIDE
  • ポリアミド(ナイロン)
  • 9% PC PVC
  • ポリ塩化ビニール

リモンタ社のナイロン生地の裏に、独自にCOTTON主体のボンディングの後加工をして、
ガスプコム社のオリジナル生地として使用しています。
張り、コシ、耐久性が有り、同じナイロンでも深みの有る色目です。

【 COTTON 生地 】
・ITALYのリモンタ社 “ADELADE”
リモンタ社の特許技術を使ったポリアミド(ナイロン)をミックスさせたダブル素材のジャガード生地です。表面にはナノテクノロジーによる防水加工が施され、生地裏はコットンドリル。サンドイッチされている中間部分には、薄い板状のポリウレタン・ゴムが貼られています。この生地構造により、鞄に入れた大切な収納物を水分から守ります。
現在、この素材はステファノマーノしか使用していません。
STEFANOMANOブランドを語る上で欠かせないアイコンの素材となっています。
【 革 】
革はITALYのタンナーから選んだAランクの革だけを使用しています。
オリジナル革として依頼している革もITALYのタンナーに別注しています。
革は自然環境で育った動物の恵みです。常に同じ状態で有るとは限りませんので、厳しい目で常に確認しています。
モデルによって、使用する革は、そのカバンの特性、使用する部分によって最も適合した革を選び、コンビネーションさせています。

【 縫製 】

STEFANOMANOの職人は、10年から15年の経験を積んだ熟練の鞄職人達です。

STEFANOMANOの鞄には10番手のステッチがかけられています。
職人達は、あえてミシン速度を落として正確にステッチをかけていきます。これによって、ステッチが際立つ事になります。

イタリアでは、10番手のステッチ用ミシンは希少であり、熟練職人でないと使いこなせません。その彼らでも通常のステッチ掛けと比べると3倍の時間が必要です。

*ハンドル部分は縫製が甘いと、糸がゆるくなり、ハンドルと本体に遊びが出てきて糸が切れやすくなるので特に縫製には気を使っています。

【 ハンドル 】
【 革すき、のり付け 】
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